戦後の混乱期に路上に放置された子ども達の姿をみて、創設者は「こどものしあわせと働く母親達への安心を提供する」という志を永年抱き、妙徳寺境内に保育園を昭和27年発足させた。

　以来70年間「こどものしあわせ」を保育の基本理念として受け継がれている。
　平成10年4月に社会福祉法人裕榮福祉会となり、財団法人橘香会から、その資産と基本理念を受け継いだ。未来ある子ども達の豊かな感性を重んじ、可能性を芽生えさせるためにさまざまな生活体験を通じて、人との出会い・物との出会いを大切にする。
　家庭や地域社会との連携を図り、子育ての楽しさを地域の方々へ、次世代の人々にも受けつないでいくことを使命と考えている。これらの使命を実現する為に、職員一同専門的な知識をつけ、研鑽を続け、日々の保育に対してたゆまぬ努力を注いでいる。